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加藤和樹×小野田龍之介インタビュー ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』「大きな人間模様、絆、愛が表現される作品になっている」(前編)

INTERVIEW

――ミュージカルならではの『北斗の拳』の見どころはどんな部分だと思いますか?

小野田:生身の人間の力ですよね、きっと。やっぱり劇画の迫力は劇画の迫力で、人間を超えられないものがありますけれども、それ以上に生身の人間が演じているからこそ出るその息遣いとか、言葉のエネルギーとか、そういう繊細な部分を感じていただけるのがミュージカルならではかと。

加藤:この作品って本当に肉と肉のぶつかり合いといいますか、原作でも闘気みたいなオーラがものすごくフィーチャーされていますよね。本当にそれぞれの役者がその場に立っているときの居方、佇まい、オーラはビシビシ感じられる作品になってくるのではないかなと思います。

静と動のギャップ、生きる力……僕たち以外の村人だったり、子役のリン、バッドだったり、彼らの何が何でも生きるという覚悟はきっと皆さんの胸を打つのではないかなと思いますね。

小野田:やっぱり音楽が時空を飛ばしてくれるといいますか、漫画とこの人間界の架け橋を音楽が担ってくれていて、改めてミュージカルの凄さを感じます。一気に感覚を飛ばしてくれるんですよね。台詞を言うだけでは繋がらないことを、フランク・ワイルドホーンさんの力をふんだんに使って表現できるので、そこを感じていただけるんじゃないかなと思いますね。

――音楽はミュージカルならではだと思うので、そこは見どころですよね。

小野田:僕たちは皆さんの曲とちょっと違ったテイストでして、祈りのような曲が多いので、そこもトキならではの見どころかなと思います。

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:青木早霞(PROGRESS-M)

インタビュー後編はこちら

ケンシロウ役 大貫勇輔さんのインタビューはこちら

ユリア役 May’nさんのインタビューはこちら

リン役 山﨑玲奈さんのインタビューはこちら

シン役 植原卓也さん、上田堪大さんのインタビューはこちら

公演概要

ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』

【東京公演】
2021/12/8(水)〜12/29(水)
日生劇場

【大阪公演】
2022年1月8日(土)・9日(日)
梅田芸術劇場メインホール

【名古屋公演】
2022年1月15日(土)・16日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール

※2022年秋中国ツアー公演あり

原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
音楽 :フランク・ワイルドホーン
演出 :石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子

キャスト:
ケンシロウ:大貫勇輔
ユリア:平原綾香・May’n(Wキャスト)
トキ:加藤和樹・小野田龍之介(Wキャスト)
シン:植原卓也・上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
トウ・トヨ:白羽ゆり 
マミヤ:松原凜子
レイ/ジュウザ:伊礼彼方・上原理生(交互で役替わり)
ラオウ:福井晶一・宮尾俊太郎(Wキャスト)

バット:渡邉 蒼
リン:山﨑玲奈・近藤 華(Wキャスト)
リハク他:中山 昇
青年ラオウ他:一色洋平
ライガ他:後藤晋彦
フドウ他:澄人
フウガ他:田極 翼
青年トキ他:百名ヒロキ
ダグル(※オリジナルキャラクター)他:宮河愛一郎
ミスミ他:安福 毅 他

公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/musical_fons2021/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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