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上田堪大インタビュー 映画『コネクション』「舞台の上とはまた違う、自分自身を知ってもらえたら」(後編)

INTERVIEW

――2月23日からはMANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE WINTER 2021が始まり、さらに3月4日からは映画『MANKAI MOVIE「A3!」』も上映されるとのことで、雪白東役としての出演が続きますが、役者として今年はどんな一年にしていきたいですか?

やっぱり去年は、『ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜』やミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』 、MANKAI STAGE『A3!』~WINTER 2021~もあり、再演というものが初めての経験だったんです。もしかしたらお客様の中には、「再演なんかしないで次の作品に行けばいいのに」とか、「本当に再演をやる意味があるのか」と感じていた方もいたと思うんですけど。

ただ、そういった環境の中で、いい圧をもらったなと感じていて。去年を漢字一文字で表すと「圧」だと、配信やいろいろなところで言っていたんです 。プレッシャーは多かったですが、その中で得たものが、僕的にはすごく大きかったです。

自分がそこで得たものを、いかにこれからの仕事で生かせるか、今まで自分がやってきたものに対して、より磨きをかけていけたらいいなと思っています。

今回のトルライ(MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE WINTER 2021)もそうですけど、今までにやった曲や劇中劇も含まれていますが、また更に上にというか、より雪白東として寄り添って、楽しみにしている方々にどう届けられるかというのが、今回のチャレンジでもあったりすると思うので。

この間もビジュアル撮影をしてきて、その時は、荒牧(慶彦)と僕だけだったんですけど、2人とも早すぎて、撮影を1時間くらい巻いたんですよ(笑)。だからもう雪白東に関しては、歴としても一番になってきているし、公演数で言ったら余裕で一番なので。自分にとってはすごく特別な人ですね。

――3月18日からは舞台「東京リベンジャーズ ―血のハロウィン編―」で場地圭介役を演じられますが、こちらへの意気込みはいかがでしょうか?

僕、本当に原作が大好きで、初めて漫画を大人買いしたんですよ。配信でこの話をしたら古参アピールしてるって言われたんですけど(笑)。単純に流行る前からずっと好きで。「映画になるんだ」「アニメ化もするんだ」みたいな感じで、アニメ化されるずっと前から知っていたんです。

そうすると、自分が演じられるならどれだろうっていうのを想像するじゃないですか。場地圭介は想像していた役だったんですよ。だから本当に幸せですよね。もちろん、今までもそうやって勝ち取ってきた役もありますけど、今回やりたかった役を演じることができて本当に嬉しいなと思います。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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