イマーシブシアター『サクラヒメ』出演者特別インタビュー【1】 世界さん(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)
INTERVIEW
人生自体が運命的な出会いで作られている
――『サクラヒメ』の物語は“運命の相手”がキーワードとなっていますが、世界さんがこれまでに運命を感じたのはどんな瞬間でしたか?
すごく月並みな答えですけど、EXILEになれたっていう、そのこと自体が運命的なことかなと思っています。ちっちゃい頃の僕には「マイケル・ジャクソンみたいになりたい」という夢が漠然とあって。そして、たまたまストリートダンスが身近な街で育って、たまたま僕のストリートダンスの師匠でもある仲のいい先輩が、HIROさんやÜSAさんを知っていたりして。しかも、18歳の時にダンスの勉強をしようとニューヨークに行ったら、仲良くしてくれたのがHIROさんたちも憧れているような人たちだったんです。
――それはかなり縁を感じますよね。
ダンスや音楽を介して繋がっている人が、そのままずっと僕の人生に繋がっているんです。今回の『サクラヒメ』のお話もきっと、ダンスをしていなかったらない出会いだったでしょうし。ダンスから始まった縁なんですけど、ダンサーだけじゃなくいろんな人に繋がっているのが、それこそ運命的だなと思います。僕、進路で迷ったこととかもないんですよ。
――ダンスとの出会いが、そもそも運命的だったということでしょうか。
そうかもしれないです。親が宝塚出身ということなんかもいろいろ含めて、人生自体が運命的な出会いで作られている、というか……。なんか、すごくカッコいいことを言っちゃいましたけど、昨日の晩から答えを考えていたとか、そんなことは全然ないですよ(笑)。本当にたまたま運がいいなって、それは感じています。