岡山天音インタビュー 『hana-1970、コザが燃えた日-』「繰り返し同じ台詞を言うこと自体が非日常的な体験」(前編)
2022年 1月9日 (日)から、東京芸術劇場 プレイハウスにて、『hana-1970、コザが燃えた日-』が開幕します。
本作の舞台は返還直前の沖縄、コザ市ゲート通りにある米兵相手の質屋兼バー「hana」。実際のコザ騒動を背景に、そこに生きる人々のさまざまな思いが交錯したある家族の物語です。
演出は栗山民也さん、脚本はこまつ座の傑作『母と暮せば』を生んだ畑澤聖悟さんが担当。演出家として長い間沖縄を見つめてきた栗山さんが、沖縄の日本復帰 50 周年を迎える 2022 年に本作を上演することとなりました。
主演は、本作が会話劇初主演となる松山ケンイチさん。沖縄戦後、親も自分の名前も分からない状態で生き残り、余 貴美子さん演じる“おかあ”に育てられたハルオ役に挑みます。ハルオの血の繋がらない兄弟であるアキオ役を演じるのは岡山天音さん。返還直前の沖縄で、激動の時代を必死に生きたひとつの家族、それぞれの想いがぶつかり合う姿を描いた意欲作です。
今回、THEATER GIRLでは岡山天音さんにインタビューを敢行。インタビュー前編では、出演が決まったときの気持ち、役ヘの取り組み方などについてお伺いしてきました。
繰り返し同じ台詞を言うこと自体が非日常的、ワクワク 100%で挑みたい
――まずは、出演が決まったときのお気持ちから聞かせていただけますか?
普段は映像のお仕事をメインでやらせていただいているので、舞台はあまりやったことがなくて。新しい挑戦に今はとてもワクワクしています。
以前舞台に出演したときは、毎日公演を行うことや、毎日同じお芝居をすること自体が、自分の中でかなり新鮮でした。「こういう状態になるのか」と、新しい発見がたくさんありましたね。
本作の出演を知ったときは、ストーリーをまだ知らない状態だったので、「今度は何が始まってしまうんだろう?」と。未知なことに対する楽しみが大きいです。
――ワクワクがありつつ、ちょっと不安な気持ちもあったりするのでしょうか?
不安は、特にないと思います。(少し考えて)……うん、やっぱりワクワクが大きいですね。
映像の仕事を普段やっている自分からすると、繰り返し同じ台詞を言うことが非日常的なので、大きなワクワクがないと生き延びられない気がします(笑)。だから、ワクワクです。ワクワクが100%を占めています!