石田千穂（STU48）インタビュー　舞台『パレード』　「グループ活動で知ることができた感情を劇中の演技でも活かせたら」（前編）

――本作では、俳優の元カレからの電話を待ち続けている大垣内琴美役を演じられますが、役柄のイメージはいかがでしょうか？

一見あまり考えていないように見えるけど、ちゃんと芯があるという部分は、琴美ちゃんとちょっと似ている部分もあると思っています。私もメンバーから「何を考えているのか分からなくてマイペースだけど、意外と芯があるよね」と言われることがあるので。でも、やっぱり経験値が全然違うというか。琴美ちゃんとは同年代なんですけど、自分と違ってすごいなと思う部分もたくさんあるので、一つ一つの行動をちゃんと理解して、琴美ちゃんになれるように頑張りたいです。

――今後演じてみたい役柄などはありますか？

学校の先生やお医者さんなど、普段の生活では経験できないことを役として経験したいです。すごく大変だと思いますが、役を演じることでいろんなことに詳しくなれるのも楽しそうだと思うので。

――今回の舞台『パレード』はストレートプレイの作品となりますが、今後挑戦してみたい舞台のジャンルはありますか？

普段はアイドルとして歌って踊っているので、ミュージカルにも挑戦してみたいです。発声とかも頑張らなきゃいけないとは思いますが、すごく興味がありますね。

――これから稽古に入っていくとのことですが（取材時）、出演者の方から学びたいことや楽しみにしていることはありますでしょうか。

台本を読んでみて、私ならこの台詞をこう言うだろうなと考えているところなのですが、一人一人それぞれ感じ方が違っていろんな演じ方があると思うので、それを間近で見させていただけるのはすごく貴重な経験だと思います。皆さん大先輩なので、いろいろと学ばせていただきたいです。

――役者のお仕事をするにあたって、憧れや目標にしている方を挙げるとしたらどなたでしょうか？

どの女優さんも素敵で、なかなか一人に絞れないのですが……。 １番の目標と言われれば、石原さとみさんです。一つの作品でコアなところまで入り込んでいる印象があって、かっこいいなと思います。

――演技のお仕事をするにあたって、いろいろな女優さんの演技を見て、勉強されたのでしょうか？

ドラマや映画を観るときに、今まではただ物語を楽しんでいたのですが、舞台出演が決まってからは、より演技に注目するようになりました。いろいろな方の演技を見ていると、「こういう風にしたらいいんだな」ととても勉強になっています。

取材・文：THEATER GIRL編集部
Photo：野村雄治

インタビュー後編はこちら

公演概要

舞台『パレード』

原作：吉田修一『パレード』（幻冬舎文庫）
脚本・演出：平塚直隆

出演：
松本慎也
矢島舞美
曽田陵介
眞嶋秀斗
石田千穂（STU48）

〈語り〉石川 藍

日程：2022年7月16日（土）～24日（日）
会場：新国立劇場 小劇場

アフタートーク：
☆7/18（月・祝）17:30の回 終演後
登壇者（予定、敬称略）： 松本慎也、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍
☆7/20（水）19:00の回 終演後
登壇者（予定、敬称略）： 松本慎也、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂、石川藍

チケット料金：
【特典付き】 全席指定（特典付） 9,900円（税込）
【特典なし】 全席指定（特典なし） 8,800円（税込）
【特典なし】 U-25（特典なし／当日引換券） 5,500円（税込）
※U-25は一般発売以降チケットぴあでの販売のみ。当日、年齢のわかる身分証（免許証、学生証等）をご持参ください。開演の１時間前より身分証を確認の上、当日券窓口にて座席指定券と引き換えます。尚、身分証を忘れた場合はご入場いただけない場合がありますので、十分ご注意ください。
※U-25チケットは観劇日当日25歳以下の方に限ります。お席はお選びいただけません。
また2名様以上の場合、連席でのご用意ができない場合があります。予めご了承ください。

公式サイト：https://PARADE2022.com/
公式Twitter：@parade2022stage