田村升吾インタビュー　『ドラマチックハイスクール』「自分の力を試されている作品」（後編）

2022.09.15

INTERVIEW

――漫画みたいというお話も飛び出しましたが、多数の2.5次元作品に出演されている田村さんですが、人生を変えた漫画を挙げるとしたら？

僕、デビュー作が『テニスの王子様』で、テニミュがスタートなので、『テニスの王子様』は人生を変えてくれた作品かなと思います。

――では、もし原作の世界に入れるならどの作品がいいですか？

『ONE PIECE』です（即答）。今僕の中で一番熱い作品ですね。

――いつ頃からハマられたのでしょうか？

実家に漫画があったので、ちっちゃい頃から読んでいました。（週刊少年）ジャンプの三大原則である『友情・努力・勝利』って男はみんな好きですし、ジャンプを読んで育ったので。

ここ5年くらいは見ていなかったんですけど、自粛期間に見出したら止まらなくなって、本誌の最新話まで来ちゃいました！　ここから『ONE PIECE』の最終章に向かって行くので、毎週の楽しみですね。

――公演が10月ということで、食欲の秋ですが、秋といえばこれという食べ物を挙げるとしたら何でしょうか？

秋は美味しいものが多いですよね。松茸の土瓶蒸しも好きですし、あとは、銀杏！ 5本の指に入るくらい好きな食べ物です。串カツ屋に行ったら3本は注文します(笑)。

――(笑)。串カツ屋に行ったら、10本頼むとして、内訳は何にしますか。

銀杏３本、もも、つくね、トウモロコシ、エビ、レンコン、ヤングコーン、アスパラ、山芋かな。

――結構ヘルシーですね。

普段からそんなに食べないんですよ。稽古場でも基本的に野菜を食べることが多くて、サラダかおにぎり。外食してもぎりぎり一人前食べられないんですよね。頑張って一人前かな。

――最後に、本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

今回は学園ドラマということで、僕たち自身も稽古場で、多分いろいろとディスカッションをして作り上げていくと思います。皆様も学生に戻った気分で観に来ていただければ嬉しいです。ぜひ、お楽しみに。

取材・文、撮影：渡辺美知子

インタビュー前編はこちら

【シアダン vol.08】田村升吾さんのインタビュー(前編）はこちら
【シアダン vol.08】田村升吾さんのインタビュー(後編）はこちら

あらすじ

私立春風高等学校に入学した結城芽衣子は、漫画家志望の陰キャ女子である。中学時代オタク扱いされ散々な目にあった芽衣子は、高校から心機一転、陽キャチームに入ろうと高校生デビューを果たす、が、元スポーツマンの不良、メガネの学級院長、ギャルだけど面倒見がいいやつ、がり勉で東大目指してるけど家庭問題で悩んでるやつ、甲子園を目指しているが弱小高校に入って来た超高校級エースなど、漫画の題材になりそうなやつらが溢れていることに気づいた。芽衣子はそんな彼らの出来事を漫画として残す事にするー