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須賀健太インタビュー 『朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた』 「今まで以上に一つひとつにきちんと向き合っていかないといけない」

INTERVIEW

――共演者の方の印象と、これから取り組むにあたって楽しみなことはありますか?

今回、ほとんどの方が初めましてなんですけど。美山さんは、一度バラエティの再現VTRで兄弟役をやったことがあるんです。ちゃんとお芝居するのは初めてなんですけど、当時、僕が10歳とかで、ものすごい年月を経ているので、そこはちょっと面白いなって思います。

あと、(山崎)裕太さんは実際に共演したことはないんですけど、僕が事務所に入って最初にやった舞台がホリプロの若手がメインの作品だったんですけど、それを観てくださって、SNSなどでも後輩として可愛がってくださっているので、今回共演できることがすごく嬉しいです。

――お二人以外の出演者の方とは、今回が初対面なんですね。

そうですね。なので早く仲良くなれたらいいなと思います(笑)。

――これから稽古で取り組んでいきたいことはありますか?

今の時代に稽古をするってやっぱり制約が多いと思うんです 。何よりも本番を見据えてっていうのが一番だと思いますし、ちゃんと開幕するってことが今は特別なことだと思うので、そこに向けてちゃんと取り組みたいなと思います。でも、こういうときだからこそっていうのもあるし、さらにSNSをテーマとしている作品だからこそ、よりコミュニケーションをしっかり取っていきたいなとは思います 。

理想とする座長像は、昔共演したあの方

――須賀さんが座長を務める際に、気を付けていることやこだわっていることはありますか?

僕は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」という作品で長いこと座長をやらせてもらっていたのですが、座長を務めたのはほぼそれぐらいで。そのときは、若い子たちが多かったので頼ってくれたりもして、すごく座長っぽく見える感じでやらせてもらっていたと思います。

一度、明石家さんまさんと舞台をご一緒させてもらったことがあるんですけど、理想とする座長像を挙げるとしたらさんまさんですね。今の時期はちょっと難しいんですけど、当時は、稽古後に毎日ご飯に連れて行ってくださって、反省会って名目で普段のバラエティ番組みたいにその場をさんまさんが回してくださったりして。

「その会話面白いから使おう」とか、会話の中に出てきたことを拾ってくれて、それを次の稽古のときに生かすみたいな感じだったんです。そういう柔軟性と包容力みたいなものが座長らしさなのかなと思うので、自分の中で一番理想的だなと思いました。

今回は、こういうご時世でカンパニーのみんなとご飯に行くことはできないと思うので、稽古の中での会話やコミュニケーションを、より大切にしていきたいです。でも、じつは僕も結構人見知りなので、構えすぎず気楽に話していけたらいいなとは思います。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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