二葉勇・要が舞台の上で追い求めるそれぞれの答え「役者には正解はない」【シアダン vol.18】(前編)
INTERVIEW
――お二人揃って出演された作品から、個人で参加された作品まで、これまで様々な役柄を演じられていますが、自分にとってターニングポイントとなったものを挙げるとするなら、どの役でしょうか?
要:僕は多分、ミュージカル『テニスの王子様』(3rdシーズン 青学vs六角 佐伯虎次郎役)がそのひとつですね。それがきっかけで東京に出て来たというのもありますし、全部においてターニングポイントだったなと思います。
勇:なかなかこれっていうのは難しいんですけど……劇団番町ボーイズ☆で出演した、自分にとって人生初の舞台(「MY DOOR〜熱〜」植竹剛毅役)ですかね。その時の役はあまり喋らない役だったんですけど、自分の中で「もっとできたな」と思うところが多かったりと、悔しさのほうが大きかったんです。その時から「もっともっと上手くなりたい」と思うようになったのを覚えているので、大きく変わったのはそこかもしれないです。