永田崇人×小林亮太インタビュー Musical『HOPE』 「背中を押してもらえるような希望がある作品」(後編)
INTERVIEW
――今回ホープを演じる高橋惠子さんを始めとしたカンパニーの雰囲気はいかがでしょうか。
永田:惠子さんは本当に優しいですよ。こちらも臆することなく挑んでいけるように接してくださるんですよね。何をやっても許してくれるといいますか、自分の中で少し甘えがあるかもしれませんが。全部を役として受け入れてくれるので、「こういうことしたら空気が悪くなるかな」とか余計なことを考えずに取り組めています。それがとてもありがたいですね。
――包容力がある感じなんですね。
永田:ありますね。僕はKに対していろんな捉え方ができると思っていまして。ある場面では息子、ある場面では孫、ある場面では恋人で。自分の中で恋人モードになるときは、とてもかわいらしく思う瞬間がたくさんあるので、本当に愛おしくなりますね。
みなさんに支えられながら、「お互いにいろんなことを相談できる座組」
――小林さんは、カンパニーの印象についていかがでしょうか。
小林: 本当にみなさんすごい方々だなと思っています。でも稽古以外の時間 は、(上山)竜治さんと好きなミュージカル『エリザベート』のお話で盛り上がったり、染谷(洸太)さんはカメラが好きみたいでいろいろお話していたら、結構この座組カメラ好きな方が多かったので撮り合いっこしたりとか。
コロナ禍ということで、パネルを挟んでのコミュニケーションではありますが、それでもお互いにいろんなことを相談できる座組だなと感じているので、みなさんに支えられながらやらせていただいています。