甲斐翔真、夢咲ねねインタビュー ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに-』「劇場を出たときに晴れやかな気持ちになってほしい」(後編)
INTERVIEW
――今回、演出を担当する板垣さんについては、どのような印象をお持ちですか?
甲斐:板垣さんが脚本・演出をなさっていたミュージカル『いつか〜one fine day 2021』を実際に拝見しまして、そこで板垣さんと初めてお会いしました。観劇し終わったあと、僕の中でもうとにかくその作品が刺さりすぎて……。とても素敵な作品だったんですよ。お会いしたときに僕は「めちゃくちゃ良かったです」と言いながら、感極まっていました。そしたら板垣さんが「こんなことやってます」みたいな感じで(笑)。
そのとき「初演ということで一から作れるので、楽しんでやっていきましょう」と言ってくださって。もうこれは板垣さんに導いてもらおうといいますか。僕たちが身を任せることで、ぜひ板垣さんに思う存分舵取りしていただきたいなと。板垣さんを信じて頼って、精一杯やっていきたいと思っています。
夢咲:私も板垣さんとご一緒するのは初めてです。舞台はいくつか拝見しているのですが、まだ実際にお話ししたこともなくて。どういうふうにお稽古を進めてくださるのか、とても楽しみです。役についてもたくさん相談して、一緒に作り上げていけたらいいなと思います。
――新しい演出家さんとの出会いは、やはり楽しみが大きいですか?
夢咲:はい。とはいっても、私かなり人見知りでして……。見えないとは言われるのですが(笑)。
甲斐:実は僕も人見知りです。
夢咲:え、本当ですか?
甲斐:同じだと思います。
夢咲:なので早めに壁を破っていただけたらな、と(笑)。
甲斐:板垣さんに破っていただく?
夢咲:はい(笑)。もちろん自分も早く慣れていけるように、頑張ります!