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小林親弘インタビュー 舞台『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~』 「組織のボスとしてミステリアスさを大事にしたい」(後編)

INTERVIEW

――では、反対に小林さんにとって舞台の魅力とはずばり何でしょうか?

生で役者さんの演技を客席で観られるのは、本当に舞台だけの醍醐味だと思います。もし10回観たら、その10回分毎回違うといいますか。大きく崩れはしないですが、役者のテンションだったり呼吸だったり汗だったり、そういうライブ感やそこでキャラクターが本当に生きている感覚は舞台でしか味わえないことだなと。それを観るためでしたら、やはりお金を出して観たいと自分は思いますね。

――舞台は全く同じ公演はないですし、本当にそこが醍醐味ですよね。ちなみに、声優さんは普段のお仕事でアドリブを入れる機会もあるのですか?

アドリブを入れてみることもありますが、結構カットされちゃいます(笑)。プレスコといって、台詞を先行して収録する手法のときはまた違うのですが、アフレコの場合は喋る尺が決まっているので、あまり台詞で間を取ることができなくて。舞台ですとその日の間があったり、掛け合いで生まれるものがあったりしますが、やはり舞台とアニメでその差は結構あります。でもアニメは100回見ても、100回とも全く同じ作品を見ることができるのでブレない良さがありますよね。

――舞台ではアドリブも期待できる感じでしょうか?

そうですね。ただ、僕の役は無理だと思います(笑)。「ゴミが落ちている……」とか言ったら、「なんで喋ってるんだ!」と怒られてしまいそうですよね(笑)。

――最後に、改めて本作に対する意気込みをいただけますか。

アニメのキャストがそのまま役者として出演するというのは、なかなかない体験だと思うので、キャストも面白くしようと四苦八苦しながら一生懸命頑張っていくと思います。すでにアニメを見ていらっしゃる方にも、「テレビからキャラクターがそのまま出てきたみたい」と感じてもらえるような舞台にしていければと思うので、ぜひ楽しみにしていてください!

取材・文:矢内あや
Photo:比留川義一

インタビュー前編はこちら

公演概要

舞台「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~」

【会場】 明治座

【脚本】堤 泰之
【演出】ヨリコジュン
【出 演】三森すずこ 蒼井翔太 Raychell 伊藤彩沙 小林親弘
富田麻帆 相羽あいな 岩田陽葵(Wキャスト) 小原莉子(Wキャスト) 根岸愛
凰稀かなめ

【主催】 ㈱明治座、㈱ブシロード
【運営/制作協力】㈱クオーレ
【制作】㈱明治座

【公演日】2021年10月28日(木)~11月7日(日)
【開演時間 12:00/17:00

【チケット料金】
S席<1階正面前方席/特典グッズ付き>:15,000円
A席<1階席・2階席>:9,800円
B席<3階席>:6,500円
※全席指定/税込

【チケットお問い合わせ】 明治座チケットセンター:03-3666-6666(10:00~17:00)
【備考】※未就学児入場不可
※出演者の変更に伴う払い戻しはございません

【公式ホームページ】https://joran.jp/

THEATER GIRL編集部

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