近藤頌利インタビュー 浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」「ただ楽しいからこの仕事を続けている」(後編)
INTERVIEW
――先日、28歳の誕生日を迎えられましたが、年齢を重ねるにつれて、俳優としての演技への取り組み方や演じてみたい役柄などに変化はありましたか?
20代後半って僕の中では一番中途半端なんですよね。今はまだ、若い役や年齢よりも上の役も来るので、今のうちにいろいろと経験を積めたらなと。取り組み方はその時々で変わるので、多分年齢を重ねてもあまり変わらないと思います。
――今後、年齢を重ねるに連れて、やってみたい役柄などはありますか? たとえばもう少し渋い役をやってみたいとか……?
もう少し年齢を重ねたら渋い役がやりたいですね。今の時代にはなかなかないですけど、将来的には『ビーチボーイズ』みたいな、“男が憧れる男”役をやりたいです。いつか男の色気で勝負するような役ができるようになれたらいいなと思います。
――最近稽古の息抜きにやっていることや、ハマっているものやコトはありますか?
3月下旬からプロ野球が開幕したので、休みの日はもうそればっかりですね。月曜は放送がないので一番嫌いです(笑)。デイゲームのときは稽古中のためなかなか難しいですが、 休憩中に速報を見たり、稽古帰りの電車でも見たりしています。