横田龍儀インタビュー「またこういう役を振ってもらえるようになったんだなと、嬉しかった」【シアダンフォト Color Feelings vol.01】

2024.01.31

INTERVIEW

THEATER GIRLだけの撮り下ろし写真が手に入る「シアダンフォト」企画。

カラー×感情・雰囲気をテーマにしたColor Feelingsシリーズが登場。第1回にお迎えしたのは、MANKAI STAGE『A3!』佐久間咲也役やミュージカル『刀剣乱舞』物吉貞宗役、舞台「炎炎ノ消防隊」アーサー・ボイル役など、さまざまな作品で活躍されている「横田龍儀（よこた・りゅうぎ）」さん。今回の撮影のテーマは「ブルー×シリアス」。クールでスタイリッシュな表情を見せてくれました！

インタビューでは、2023年にお仕事やプライベートで印象に残ったことや、2024年の抱負、冬にまつわる思い出などについて語っていただいています。

「シアダンフォト Color Feelings vol.01」は2024年2月23日（金）までの期間限定販売なのでお見逃しなく。

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ブルーから連想するのは“広い”イメージ

――シアダンフォトには2回目の登場となりますね。今回はブルー「ブルー×シリアス」をテーマとした撮影となりますが、横田さんがブルーからどんなイメージを連想しますか？

空とか、海とか。寒色によくあるのはクールなイメージなのかなと思うんですけど、僕自身はどちらかというと、器の広さや心の広さみたいな“広い”イメージがありますね。だから青から感じるものは、そういう冷たさのイメージよりは、空や海みたいに、広くて全てを覆っているものっていうイメージがあります。しかも僕、青が好きなんですよ。

――テーマカラーがちょうどお好きな色で良かったです。プライベートなどでブルーを纏うとしたら、どんな時ですか？

プライベートで青い服を着る時は……、うーん。特に意識してなくても着ちゃいますかね。

――自分の好きな色って、そういうところがある気がします。オフィシャルサイトのプロフィール写真でも青いシャツを着ていらっしゃいますよね。

ああ、ああいうのも大好きです。青って、なんだか落ち着くんですよね。赤だとやっぱり滾る感じがあったりしますけど、青は冷静にさせてくれる感じがして。自分自身もそんなに活発な方ではないので、そういう（気持ちが落ち着く）服のほうが好きです。

――青を着る時には、やはりトップスとして取り入れることが多い感じでしょうか？

そうですね。あとはカーディガンとかでも着たりします。

2023年に感じた嬉しさ「またこういう役を振ってもらえるようになった」

――2023年を振り返って、役者のお仕事で印象に残っているものは何でしょうか？

ミュージカル「東京リベンジャーズ」ですかね。今までは可愛い役や、元気な役が多かったんですけど。「東京リベンジャーズ」では、稀咲鉄太っていう悪役……というか、ちょっと裏で人を操ってるような役をやらせてもらったんです。以前にもそういう役をやったことはあったんですけど、しばらく来なかったなぁと思って。久しぶり演じてみて、ファンのみなさんからも「良かった」っていう反応をもらえましたし、またこういう役を振ってもらえるようになったんだなと思って、嬉しかったです。

――稀咲のビジュアルを拝見した時に、MANKAI STAGE『A3!』（エーステ）の佐久間咲也との振り幅がすごくて驚いたんですよ。キャラの外見もですが、性格もあまりにも違うので。

あはは、そうなんですよね。僕的にはありがたかったですし、僕の友達に言わせると「咲也とかそっちよりも、お前の本当は鉄太みたいな人間なんだから、そっちのほうがやりやすいだろう？」と。「そんなことない！」と思ったんですけど、やりやすかったです（笑）。

横田さんが2023年に手に入れた、念願のものとは？

――プライベートでの2023年の思い出も聞かせていただきたいです。

プライベートで思い出に残っているのは、車を買ったことですね。まさか買うとは思っていなかったので。

――たしかに、東京に住んでいると、あまり車の必要性を感じないですもんね。

そうなんですよね。でも、ずっと欲しいなとは思っていたんです。「買えるかな？」「買って大丈夫かな？」ってずっと先延ばしにして、「まぁ、電車でいいか」って思いながら過ごしていたんですけど。最近ちょっと「電車ヤダな」って思うようになってきちゃって。人が多いし、満員電車も苦手だし……。

――気になりだすと、気になってしまう部分ではありますよね。

そういうところで小さなストレスが溜まっていくのが、もうイヤだなって思っちゃって。自分の人生ですし。それで「車欲しいな」と思っていた時にタイミング良く、先輩がいろいろ紹介してくれて。買うっていう運びになりました。

――なるほど。車があったら、日常の移動だけでなく、ご実家に帰られる時にも便利そうです。

便利ですね！　シュッて帰れますし。元々バイクは持ってたんですけど、バイクだとさすがに怖いので（苦笑）。

――特に冬場は危ないですよね。

そうなんですよね、だから車のほうがまだ安心だし。しかも、車だと荷物も積めるので。それで昨年初めて、ソロキャンプをやったんですよ。念願だったんです、ソロキャン。

――前回のシアダンフォトの取材でも「やりたい」と仰っていましたもんね。

マジで、すーごく楽しかったです！　だから、それも含めて印象に残ってますね。

2024年は「もっと視野を広げてみたい」

――では、2024年はどんな年にしていきたいですか？

そうですねぇ。昨年は車を買ったからな。今年は家を買えるように頑張ろうかなぁ……（笑）。

――大きな夢、素敵だと思います（笑）。

まだまだ先だろうなぁ……（笑）。昨年もいろいろなお仕事をさせていただいて、いろいろな発見もあった中で、自分の足りない部分もさらに見えてきたので。今年はその、足りないなと思った部分を調整しつつ、できるようにしていけたらいいなと思いますね。それに、もっと視野を広げてみたいとも思いますし。俳優という仕事だけじゃなくて、演出家さんや、裏方をされている方の仕事を見て、自分ができることはないかな、とか。もし自分がそういう立場だったら、どう考えるだろうかっていうようなことを、知っていきたいなと。ずーっと俳優としてやっていくという気持ちだったんですが、別のことも視野に入れていけたらと思っています。

昨年はエーステでボクシング指導として関わらせてもらったこともあって。それまでは、そんなことはありえないだろうと思っていたんですけど、こういう仕事もあるんだって発見できたんですよね。それで、もっと視野を広げてみてもいいのかもしれないと感じる、きっかけをもらったんです。

――演劇や、演じることに関して、いろいろな関わり方をしていきたい、と。

そうですね。今年はもっと、そうしていけたらいいなって思います。

地元での冬の思い出「めちゃめちゃ雪遊びをしてました」

――今シーズンはあまり冬らしくない冬になりそうですが、横田さんの冬にまつわる思い出を聞かせていただきたいです。

地元の村（福島県川内村）にいた頃には、冬になるとよく雪が降っていたので、めちゃめちゃ雪遊びをしていた思い出があるんです。でも、東京に来てからはマジで雪が降らなくて全然できないので「めちゃめちゃ雪遊びしたい！」っていうのを最近ずっと思っていて。上京したての頃には「まだ降らないのか」と思っているうちに春になっていたので、「え？　東京って雪降らないんだ」ってびっくりした記憶があります。

――雪が降る地方出身だと、そういう感覚になりますよね。そして、たまに降ったと思えば大惨事になるので、それにも驚きます。

大惨事になりますよねぇ。「そこまで？」って思いましたもん。テレビでも、電車の運行状況が速報になったり、雪で滑って転倒っていうのが全国区で流れたりしていて「そんなにニュースでやる？」って。

――たしかに（笑）。もし、帰省されたタイミングで雪が積もっていたら、雪遊びは何がしたいですか？

雪だるまはやっぱり作りたいですね。それも、大きいやつを。

――東京だと、だいたい手のひらサイズになりますもんね。

手のひらサイズで、しかも泥付きになっちゃうんですよね（笑）。だから、もうちょっとしっかりした、白くてきれいな雪だるまを作りたいです。もちろん、顔もちゃんと作りますよ。

WBB作品出演2作目では「コメディの部分でも挑戦していきたい」

――2月にはWBB×ドラゴンクエストX「冒険者たちのホテル〜ドラゴンクエストXに集いし仲間たち〜」に出演されますが、どんなところを楽しみにされていますか？

WBBさんの作品に出演させていただくのは2作品目になります。コメディタッチな作品が多いので、1作目の時にもとても楽しくやらせていただいたんですが、僕自身はあまりコメディ寄りにしなかったんです。いただいた役柄的に、そちらに寄せてしまうと、話の主軸がブレるなと思ったので。今度の作品では、台本を見たところだと、少しふざけても良さそうな役どころをいただいたので、コメディの部分でも挑戦していけたらと思っていますね。

――ちなみに、ドラクエXは実際にプレイしたりはされてます？

まだしてないんですよ。やろうとは思ってるんですけど、人見知りなのもあって、オンラインゲームがちょっと怖くて（苦笑）。だからまずは、オフライン版からトライしてみようと思ってます。