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加藤和樹インタビュー ミュージカル『BARNUM』「今だからこそ、この作品の良さが強く届く」(後編)

INTERVIEW

――先ほど、今作の魅力のひとつとしてサイ・コールマンによる楽曲を挙げていただきましたが、実際に歌稽古が始まってみての感想や手応えを聞かせてください。

昨日全体の歌稽古があって、みんなで合わせたんですけれども。歌っている自分たちも、すごくワクワクして楽しい気持ちになれるんですね。だから、これをオーケストラの音に乗せて歌ったら、さらにみなさんに届く歌になるのではないかなと。全体曲以外の曲も悲しくなるような曲はひとつもないですし、お客さんに向けて発されるセリフや歌がけっこう多いので、本当にエンターテインメント・ショーに来たような感覚になれると思いますよ。

――それは期待が高まります。作品中の歌が占める割合も、わりと多めなのでしょうか?

今回全部で22曲ほどですけど、僕が歌っているナンバーはわりと多いですね。1曲1曲が長めだったりするんですが、テンポが良く疾走感があるので、聴いていてそんなに長くは感じないと思います。

次のページ:セリフ回しでは「言葉の巧みさや説得力を出したい」

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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