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柿澤勇人インタビュー『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』「思い入れのある作品で、もう一度初心にかえりたい」(前編)

INTERVIEW

――今回はシモン役に抜擢されましたが、シモンの楽曲「Simon Zealotes / Poor Jerusalem(狂信者シモン / 哀れなエルサレム)」にはどんな思いを込めて歌いたいと考えていますか?

そうですね……。役としては本当に、狂信者と呼ばれるくらい、ジーザスに対して異常なほどの愛を抱いているんですよ。それもユダとは全くちがった形の愛を。ジーザスという、国や自分たちの生活を変えてくれる神様のような人が現れたことで、「全部変えてくれ! そのためなら何でもします!」っていう斬り込み隊長的な存在というか。もちろんみんなが最初はジーザスのことを神様のように崇めて慕うんですが、一方では独り善がりな側面もあって、そこが群衆心理の怖いところでもあると思うんですけど。その中でも一番怖い……というか、熱いのがシモンかなぁと僕は感じていて。今回はコンサート・バージョンではありますが、彼が持つジーザスに対する情熱みたいなものを、その一曲にぶつけられればと思います。

――先ほど、この作品に携わる上では“曲を伝えられる技術と心が必要だ”というお話がありましたが、そのために今、ご自分でされていることはありますか?

シモンの曲もとてもキーが高くて、それも一番キツいキーのところをラストに何度もリピートするんですよ。それが本当に大変なので、スタジオにこもってトレーニングを始めました。今はどこの先生もボイストレーニングのレッスンをやっていないので、自分でスタジオを取って、夜な夜な練習をしています。

取材・文:古原孝子
Photo:青木早霞(PROGRESS-M)
ヘアメイク:Yoko Matsuda
スタイリスト:yu sugiura

衣装協力
ロキ バイ アルレット リリー
問い合わせ
エスティーム プレス03-5428-0928

インタビュー後編はこちら

公演概要

『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』
※生演奏・英語上演・日本語字幕付

出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー
藤岡正明、宮原浩暢(LE VELVETS)、テリー・リアン、ロベール・マリアン
柿澤勇人、アーロン・ウォルポール

アンサンブル・アーティスト
福田えり、湊陽奈、則松亜海、鈴木さあや、髙橋莉瑚
ジャラン・ミューズ、大音智海、大塚たかし、仙名立宗、染谷洸太

演出・振付:マーク・スチュアート
音楽監督:八幡茂 美術:岩本三玲
照明デザイン:磯川敬徳 音響デザイン:山本祐介 舞台監督:黒澤一臣
演出・振付助手:加藤さや香

【東京公演】
2021年7月15日(木)~7月27日(火)
※プレビュー公演 2021年7月12日(月)~7月13日(火)
東急シアターオーブ

チケット情報:好評発売中
S席 13,000円 A席 10,000円 B席 7,000円(全席指定・税込)
U25チケット 4,500円(全席指定・税込)※25歳以下当日引換券/一般発売日以降の取扱い/前売りのみ
プレビュー公演 (7/12 , 7/13 公演)S席 12,000円 A席 9,000円 B席 6,000円(全席指定・税込)
※プレビュー公演ではU25チケットのお取扱いはございません。

■主催:Bunkamura / TOKYO FM / ぴあ / WOWOW / BS日テレ
後援:オランダ王国大使館 / カナダ大使館 / ブリティッシュ・カウンシル
■東京公演に関するお問合せ:Bunkamura 03-3477-3244

公式HP:https://theatre-orb.com/lineup/21_jcs/top.html

【大阪公演】
2021年7月31日(土)~8月1日(日)
フェスティバルホール

チケット情報:好評発売中
S席 13,000円 A席 10,000円 B席 7,500円 BOX席18,000円(全席指定・税込)
U-25席 4,000円(当日座席指定・税込)

■主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京
■大阪公演に関するお問合せ:キョードーインフォメーション
0570-200-888 (11:00~16:00/日曜・祝日は休業)
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/2783

企画・制作・招聘:Bunkamura

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