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演出家・西田大輔インタビュー 舞台『憂国のモリアーティ』case 2 「物語の中にあるスピード感、新たなスケール感を楽しんでいただけたら」

INTERVIEW

――今回は第2弾ですが、どれくらい続くことを想定していますか?

こればっかりは人気商売ですから(笑)、いろんな兼ね合いがあると思います。ただ、コナン・ドイルが描いたモリアーティとホームズの対決の形を、原作であるコミックスとして描き切っていますから。そういう意味では、そこに向かっていきたい意識はあります。とはいえ、そこまで多くはないんじゃないですかね。もう物語としてはクライマックスに向かっていると思います。

――今後のシリーズも期待しています! 最後に上演を楽しみにしている方に向けてメッセージをお願いします。

もちろん原作もありますし、ミュージカルもあります。今回の舞台も、同じ作品を愛する人たちが集える場所の1つです。そういう意味で、今作のコンセプトもみなさんの期待を裏切らない作品の一部になれるように、本当に細かく細かくつくっているので、ぜひ楽しみにしてもらえたらなと思います。

荒牧慶彦さん、瀬戸祐介さん、糸川耀士郎さん 舞台『憂国のモリアーティ』case 2 インタビューはコチラ

取材・文:鈴木旭

公演概要

舞台『憂国のモリアーティ』case 2

【日程・会場】
2021年7月23日~8月1日(7月26日は休演)
新国立劇場 中劇場

*Streaming+にて、
7月23日(金・祝)に定点映像、
7月31日(土)、8月1日(日)にスイッチング映像のライブ配信あり
詳細は公式サイトへ

【キャスト】
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 荒牧慶彦

アルバート・ジェームズ・モリアーティ 瀬戸祐介
ルイス・ジェームズ・モリアーティ 糸川耀士郎

セバスチャン・モラン 郷本直也
フレッド・ポーロック 設楽銀河
ジョン・H・ワトソン 松井勇歩
ミス・ハドソン 野本ほたる

ジェームズ・ボンド 立道梨緒奈
ジャック・レンフィールド 萩野 崇
ジョージ・レストレード 村田洋二郎

シャーロック・ホームズ 北村 諒

【スタッフ】
原作: 構成/竹内良輔 漫画/三好 輝
『憂国のモリアーティ』(集英社「ジャンプSQ.」連載)

脚本・演出:西田大輔
主催: 舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会

【公式HP】http://officeendless.com/sp/moriarty-st/

©竹内良輔・三好 輝/集英社 ©舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会

あらすじ

9世紀末イギリス。階級制度に蝕まれた社会を変えるために、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、その兄弟とともに“犯罪卿”となった。悪によって悪を裁き、貴族の悪行を世に喧伝しながら、自らも犯罪卿として社会における巨悪となっていく。そしてウィリアムは、自身の計画に必要不可欠な存在として、悪を暴く探偵シャーロック・ホームズを選んだ。

ウィリアムはシャーロックにさらなる事件を仕掛け、その実力を試していく。一方、シャーロックは事件を難なく解決するも、その裏にいる犯罪卿の正体を掴めず焦燥を募らせていく。

ボンドという新たな仲間を得たモリアーティ陣営。そこにウィリアムたちの恩師でもあるジャックがやってくる。アフガン戦争では「切り裂きジャック」の通り名で恐れられたジャックだが、その名を騙る連続娼婦殺人事件が起きているという。ウィリアムたちはその真相解明に動き出す。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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