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山崎育三郎、尾上松也、城田優(IMY)インタビュー 舞台『あいまい劇場 其の壱「あくと」』 「やりたいという熱意だけで、ここまで来た」(後編)

INTERVIEW

――公演チラシもかなりインパクトがあるデザインですよね。こちらも皆さんがアイデアを出されたのでしょうか?

城田:チラシのビジュアルは、書道アーティストの原愛梨さんに手がけていただきました。僕がたまたま彼女の作品を見かけて、すごい才能溢れる人がいるなとびっくりしてしまいまして。それから2人にすぐ連絡して「原さんの作品、どう?」って。ちょうどそのとき僕らの公演チラシの番付の題字を書いてもらおうと話をしていた時期でして。

それこそ松也は歌舞伎俳優だし、人脈があるから、元々は何人か候補を挙げるよってなっていたんです。でも僕がたまたま原さんの作品を見つけてしまって、「この人だったら今までにない世界観で、今回の作品に色を添えてくれるのでは?」と直感的に感じて。そんな期待から、2人に相談したらすぐに「いいね」と言ってくれたので、今回依頼させていただくことになりました。

――だんだんと全容が明かされていくなど、たくさんの発見が込められていましたね。

城田:原さんのセンスがそもそも素晴らしいので、打ち合わせで僕らがああだこうだ言っていたら、それを希望通りの形にしてくれました。アイデアが豊富な方なので、僕らの「こういうふうにしたい」という要望に合わせて、いろんなパターンを出してくださって。その中で僕らが「これにしよう」ということで最終的に決まりました。「和洋折衷」をテーマにしたデザインですが、日本っぽいテイストを感じられるよう意識しています。

山崎:机の上にいろんな料理があるように、舞台上で4つのオムニバスを通していろんな料理を用意しているので、それを皆さんに召し上がっていただくみたいなイメージです。僕たちを吊るしている紐がどういうことで、お話の中でどうなっていくのか。すべてがこの作品である「あくと」に繋がっていくので色々な角度で楽しんでほしいですね。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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