長妻怜央インタビュー 舞台 「アクダマドライブ」「親近感が湧く感じで役柄を表現できたら」(前編)
――今、絶賛稽古中とのことですが、難しいと感じている部分やちょっと苦戦していることはありますか?
難しいなと感じるのは、劇中で叫んだりするので、めっちゃ声を大きくしないといけないところです(笑)。作中だと報酬で1億円とか10億円をポンっともらえるんですけど、普通だったら「10億もらったラッキー!」みたいな感じで、めちゃくちゃ嬉しいじゃないですか。
でも、キャラクター的にみんな全然喜ばないんですよね。そしたら俺が喜ぶしかなくない? と思って(笑)。ただ、お金をもらったときの喜怒哀楽の感情がまだ全然できていないんです。
作品の世界では1億円をもらえて当たり前なのかもしれないけど、お客さんにそれを当たり前と思われちゃうと、作品的に面白くないのかなと思うので。僕が、過剰にやることで「そりゃ10億もらったらそういう反応になるよな」みたいな。もうちょっと自分の中で考えて、本当に10億もらったらこの反応になるのか? ということを考えないといけないなと思ってます。そこが本当に難しいですね。
あとは、「もう大変だよ、ヤバい!」みたいにめっちゃ焦るシーンもあるんですけど。他のみんなは「大丈夫、行けるっしょ」みたいな感じでめっちゃ落ち着いてるんです(笑)。そこで僕も「まあ行けるか」みたいな感じだと作品的に面白くないなと思って。
一般人役の黒沢ともよさんと僕が演じるチンピラは一般的な考えっていうのをもうちょっと作っていけたら、観ている方ももっと面白くなるのかなと思いますね。
取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:渡辺美知子
チケット好評発売中(先着)
◎東京公演
ローソンチケット:https://l-tike.com/akudama-drive/
◎大阪公演
ぴあ:https://w.pia.jp/t/akudama-drive/
ローソンチケット:https://l-tike.com/akudama-drive/
e+:https://eplus.jp/akudama-drive/
公演概要
舞台「アクダマドライブ」
【東京公演】
2022年3月10日(木)〜21日(月・祝)
品川プリンスホテル ステラボール
【大阪公演】
2022年3月26日(土)・27日(日)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
原作:ぴえろ・TooKyoGames
演出:植木豪
脚本:白鳥雄介
音楽監督:田中マッシュ
出演:
一般人:黒沢ともよ
運び屋:蒼木陣
チンピラ:長妻怜央
医者:吉川友
ハッカー:廣野凌大
喧嘩屋:桜庭大翔
処刑課弟子:星波
処刑課後輩:佐久間貴生
兄:中村琉葦・国井煌(ダブルキャスト)
妹:佐久間凛奈・神津優花(ダブルキャスト)
殺人鬼:本田礼生
処刑課師匠:唐橋充
処刑課FORCE:Toyotaka・RYO・HILOMU・Dolton・KENTA・KIMUTAKU
公式サイト:akudamadrive stage.com
公式Twitter:@akudama_stage
公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCRRDVv1XW9wZeu8y7xns7LA
公式Instagram:https://www.instagram.com/akudama_stage/
主催:舞台「アクダマドライブ」製作委員会
© ぴえろ・ TooKyoGames /アクダマドライブ製作委員会
©舞台「アクダマドライブ」製作委員会