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長妻怜央インタビュー 映画『ラストサマーウォーズ』 「この映画で新たな一面を見せられたら嬉しい」(後編)

INTERVIEW

――本作では、小学生たちが映画作りを通じて成長していくひと夏の物語が描かれます。もしも長妻さんが監督になって7ORDERのメンバーと共に映画を撮影するとしたら、どんなストーリーと配役で撮りたいですか?

“誰”を主役にするかによって、内容は全然違ってきますよね。

――まずジャンルから決めていきますか?

僕、恋愛ものが好きなので、恋愛映画がいいな。主人公は森田美勇人で! 森田はどうしようもないダメ男という設定です。恋愛に対しても最初からあきらめモードで、好きな子がいるけど「俺が告白しても・・・・・・」って感じなんですね。そんな森田の親友が諸星翔希。諸星は三枚目キャラで、森田とはちっちゃい時からずっと一緒でワチャワチャふざけているけど、森田の事が心配で見捨てられない友達思いの優しいヤツ。そして二人の後輩で阿部顕嵐。阿部は森田の唯一仲がいい後輩で、森田、諸星、阿部で、よくつるんで遊んでいるんです。

そこに登場する森田の恋のライバルが萩谷慧悟! 萩谷は真面目な優等生で、いいとこの坊ちゃんです。森田とは幼馴染で昔は仲が良かったけど、萩谷が引っ越して疎遠になって、数年後に戻って来て森田と再会します。そして・・・・・・あれ? ちょっと待って! よく考えたら女性がいない。どうしよう、ヒロインがいない!

――まだ役が決まっていないのは真田佑馬さんと安井謙太郎さんですが・・・・・・。

さなぴ(真田)は森田の事を可愛がっている先輩。そうなると、ヒロインは消去法で安井くんですね(笑)。ヒロインの“安子ちゃん(=安井)”は純粋で優しい可愛い子。安子ちゃんの親と萩谷の親は仲が良くて、親同士が決めた許嫁という設定。でも純粋な子って危ない男が好きじゃないですか。

――少女漫画にありがちな、「ピュアなヒロインがちょっと危ない男子に惹かれちゃう」ってパターンですね(笑)。

萩谷は地位も名誉はあるけど、ダメ男の森田に対して心の底では「アイツには勝てない」と思っているんです。萩谷が何も言わなければ、将来は安子ちゃんと一緒になる幸せな未来が待っているけど、彼は全部分かったうえで「安子は森田のことが好きなんだろ。行っていいよ」って送り出してあげるんです。

――すごく壮大なストーリーになってきました(笑)! そして萩谷さんがカッコ良すぎですね!

萩谷には切ない展開かもしれないけど、最後は森田と安子ちゃんのハッピーエンドで終わらせてあげたいな。こういうの考えるのって楽しいですね。メンバーだけが出演する恋愛映画は却下されると思うけど(苦笑)、いつか7ORDERのバラエティ企画で映画作りを実現出来たらいいな。

取材・文:近藤明子
Photo:梁瀬玉実

インタビュー前編はこちら

長妻怜央さん舞台 「アクダマドライブ」インタビューはこちら

作品概要

映画『ラストサマーウォーズ』

6/24(金)ユナイテッド・シネマ入間 先行ロードショー
7/1(金)より全国順次ロードショー

監督・企画・編集:宮岡太郎
脚本:奥山雄太(ろりえ)

主題歌:はたゆりこ「ラストサマーフィルム」

出演:阿久津慶人 飯尾夢奏 羽鳥心彩 松浦理仁 小山春朋 上田帆乃佳
井上小百合 長妻怜央(7ORDER) / デビット伊東 櫻井淳子

公式サイト https://lastsummerwars.com
公式Twitter  @iruma_mov

2022年製作/80分/日本配給:「ラストサマーウォーズ」製作委員会

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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