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植田圭輔×佐々木喜英インタビュー 舞台『文豪ストレイドッグス STORM BRINGER』「作品やキャラクターの良さを伝えたい気持ちは変わらない」(前編)

INTERVIEW

――中屋敷さんの手掛ける演出の魅力や印象を聞かせていただけますでしょうか。

佐々木:斬新だなと思いますね。原作に描かれている重力の戦いを舞台でやるのは難しくて、どのように表現するのか見ていたときに「こういう発想は自分にはなかったな」ということばかりなので、毎回の稽古が楽しいです。

少し話が変わるのですが、振付のスズキ拓朗さんは、短大時代の演劇学校の先輩だったんです。一緒にダンスをしたり、振付を一緒に考えたりしていたので、それ以来の再会で素敵なご縁だなと思いました。

植田:僕が言うのも恐れ多いのですが、ずっと裏切り続けられていますね。斬新ですし、想像もつかないものばかりで。「(前作では)これは、フラフープで表現します!」と言われたときに「本当かよ!?」と思ったのですが、映像や光と合わさって、通し稽古などで確認をしてみると、もうそれしかないってなるんです。中屋敷さんは4つくらい先を見据えて話している方なので、とても信頼しています。そのくせに、意外とダメ出しはしない人で、塩梅が絶妙な演出家さんだなと思いますね。

――中屋敷さんは、あまりダメ出しをされない方なのですね。

植田:他の方と比べると言わない方だと思います。でも、何もダメ出しされないから大丈夫だと思っている人は置いていかれます。立ち上げの頃には、そのことに早めに気付いて「どう思う?」みたいな話を鳥越裕貴や橋本祥平たちと話し合って、みんなで高め合っていました。

中屋敷さんは、あえてダメ出しをしないというわけではなくて。多分「今こうだから、これを言う」というのは違うと思っていらっしゃるのか、自分の演出プランのことを考慮して、そのタイミングでは言っていないだけというか。本当のところは正直分からないんですけど、「もっと叩き上げなきゃ」と自発的に思わせてくれるような、考えるきっかけをくれるような演出家さんだと思っています。

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:比留川義一

インタビュー後編はこちら

鳥越裕貴さん、植田圭輔さん、村田 充さん
舞台「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」インタビューはこちら

公演概要

舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」

原作:角川ビーンズ文庫「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」
脚本・演出:中屋敷法仁
協力:朝霧カフカ・春河35

出演:
植田圭輔
佐々木喜英 磯野 大 伊崎龍次郎
加藤ひろたか 田淵累生 根本正勝
久保田悠来

岡村 樹 黒須育海 山中啓伍 小林らら 美守 桃 よし乃

【東京公演】
2022年6月24日(金)~27日(月)

【大阪公演】
2022年7月2日(土)~3日(日)

【チケット情報】
チケット料金:全席指定10,800円(税込) ※未就学児入場不可

ライブ配信 チケット販売中!
※詳細は以下公式サイトにてご確認ください。
http://bungo-stage.com/stream.html

企画:舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」製作委員会
制作:バンダイナムコミュージックライブ/ゴーチ・ブラザーズ

公式サイト:http://bungo-stage.com/
公式Twitter:https://twitter.com/bungo_stage

©️舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」製作委員会

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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