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松岡広大インタビュー 『ちょい釣りダンディ』 「人間の内面性や心理的な描写が細かく描かれているところが魅力的」(後編)

INTERVIEW

本作は、秋田書店「ヤングチャンピオン」にシリーズ連載中の阿鬼乱太による話題の人気原作のドラマ化作品。現在BSテレ東にて、毎週月曜深夜0時より絶賛放送中です。

主人公・檀凪子を演じるのは、臼田あさ美さん。今作が連続ドラマ初主演となります。檀凪子が勤める建築設計事務所の社長 天王寺誠役に上地雄輔さん、檀凪子の幼馴染で、行きつけの小料理屋「夕まづめ」の女将七瀬いつきを太田莉菜さんが演じます。さらに、ゲスト出演として凪子から釣りの楽しさを教わることで新しい自分を見つけていく悠司役を松岡広大さん、凪子が”ちょい釣り”をはじめることとなる出来事を思い出すきっかけを作る青年・水野翔太を宮崎秋人さんが演じます。

THEATER GIRLは、悠司役の松岡広大さんにインタビュー。後編では、9、10話の松岡さん的見どころや映像作品ならではのおもしろさを感じるところをお聞きしました。

インタビュー前編はこちら

「どんな化学反応になるんだろう」と思っていただけたら

――松岡さん演じる悠司は7話から登場しますが、視聴者の方にどんな印象を与えたいですか?

とにかく場を荒らすようなキャラクターだと思っていただきたいですね。この作品って本当に曲者だらけなんですけど、そこにまた違う癖のある人物が入ってくることで、「どんな化学反応になるんだろう」と、そういう部分に面白さを感じてもらえたら嬉しいです。

――悠司の衣裳のポイントを教えていただけますか。

悠司は元々キャンプ動画を作っていたので、最初の頃はキャンプっぽい服装をしているんです。でも徐々に釣り具がいっぱい入るベストやハットなど、檀さんにだんだん感化されていくので、そういう衣裳の変化も面白い部分だと思います。何よりも、久々に半ズボンを履きました(笑)。

檀と悠司の関係性を見守ってほしい

――9話では、檀と悠司が一緒にパンプカ釣りに行きますが、松岡さん的な見どころを聞かせてください。

9話はパンプカ釣りということで、鯉を釣るんです。そして、僕が鯉ダンスをします。果たしてそれは何なのかっていうのが見どころですね(笑)。

それから、悠司の心にある感情が芽生え始めて、 ちょっと檀さんを意識するようになるので、そこも見守ってほしいなと思います。

――9話では檀と悠司の関係性も変化していくということですが、前の回と比べて演じ方が変化した部分もありますか?

7話では完全に動の部分を見せていたんですけど、9話では穏やかな悠司というか、自分の内側をモノローグで語ったりもするので、そういった静と動の差は意識して演じました。

――10話では、悠司が天王寺といつきと一緒に釣りに行きますが、注目ポイントをうかがえますでしょうか。

3人とも檀さんのことがとにかく大好きなんですよね。なにより天王寺さんといつきさんが、僕を見定めにきているっていう背景が面白いですし。 釣りの勝負で1番になった人が「檀さんと2人で釣りができる」という条件があるので、なおさら負けられないというか。釣りを通して3人の関係性が変わっていく回だと思うので、そういったところに注目していただきたいです。一人一人の過去みたいなものも吐露していくので、そこも見どころだと思います。

――9話で檀さんへの淡い気持ちが芽生えるとのことですが、10話は悠司の心情の変化も見どころになりそうでしょうか?

そうですね。「9話のあれなんだったの?」みたいなものが、10話で少しだけつまびらかになる感覚があると思います。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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