笹森裕貴の芯にあるニュートラルさ「お芝居にはその役者の人生が表れる」【シアダン vol.11】（前編）

2020.07.08

INTERVIEW

――今後についてもうかがわせてください。まずは、8月に予定されている「刀剣乱舞-ONLINE-」五周年記念「刀剣乱舞大演練」への意気込みはいかがですか？

今をときめく俳優の方々が、勢揃いしているんじゃないかというくらい集まるので、埋もれないよう本当に頑張ろうと思います（笑）。ミュージカル『刀剣乱舞』を背負う一員として、気負いせずに前に出ていきたいです。まだ詳細は出ていないですが、すごく楽しみですね。東京ドームに立てる機会なんて、そうそうないですし！

僕は小学校・中学校と野球をやってたんですけど、小4の時にプロ野球選手になるのを諦めたんですよ。それで潰れた東京ドームに立つという夢が、こんな形で叶うだなんて思ってもみなかったです（笑）。

――人生って何があるか分からなくて面白いですね（笑）。ではお次に、MANKAI STAGE『A3!』～Four Seasons LIVE 2020～についてはいかがでしょうか？

エーステでは春組単独公演に出演させてもらって、その時のカンパニーの雰囲気がとても好きだったんです。制作の方も役者に寄り添ってくれますし、本当に温かい現場でした。ライブという形で行われるということなので、どうなるのか僕も楽しみにしているんですが、アットホームな雰囲気で届けられたらいいなと思います。

――これから挑戦してみたい役柄や、やってみたいお仕事についても聞かせてください。

うーん……難しい……。今、自分がやっていることでいっぱいいっぱい過ぎて、なかなか思い付かないです。それでもこれから自分がどうしていきたいかは、ちゃんと考えなきゃいけないなと近頃思ってはいます。――あ、「名探偵コナン」が好きなので、いつかコナン関係のお仕事がしてみたいです。映画版の声優ができたりしたらいいなぁと思いますね。

取材・文：古原孝子
Photo：青木早霞（PROGRESS-M）
ヘアメイク：YUZUKI合同会社

インタビュー後編はコチラ

プロフィール

笹森裕貴（ささもりひろき）
1997年6月21日生まれ、東京都出身。
主な出演作に、ミラクル☆ステージ「サンリオ男子」シリーズ水野祐役、「あんさんぶるスターズ！エクストラ・ステージ」〜Memory of Marionette〜天祥院英智役、「ガラスの仮面・愛のメソッド2019」主演西島マオ役、MANKAI STAGE「A3!」〜SPRING2019〜水野茅役、ミュージカル『刀剣乱舞』歌合乱舞狂乱 2019松井江役など。