永田崇人×小林亮太インタビュー Musical『HOPE』 「背中を押してもらえるような希望がある作品」(後編)
INTERVIEW
――小林さんはいかがでしょうか。
小林:崇人くんのお話がとてもよかったので、このあと言うのはなかなか難しいですが……(笑)。 僕は家だとあまり集中できないので、散歩をしながら台本を読んでいまして。そのときはどこに行くとか何も考えずに無心で歩いているんです。
今回でいえば、Kが初めて法廷に出る場面がありまして、今まで見たことがない世界を初めて見たという場面のとき、ふと気付いたら街の中心といいますか、人が行き交うど真ん中にいたんです。そのとき「この感覚に近いのかな?」と思って。
何に導かれているか分からなくても不思議とそういうことがあるなと思っています。 そういう小さな発見を大事に生きていきたいと思いました。