高杉真宙インタビュー 「ライフ・イン・ザ・シアター」「緊張感を面白おかしくもきちんと芝居に生かせたら」(後編)
INTERVIEW
――本作でジョンは順調にキャリアを築いていきますが、高杉さんが俳優として成長したと感じる瞬間は、どんなときでしょうか?
成長したと感じる瞬間はあまりないですね。少しずつ成長しているとは思うんですけど、作品ごとにやらなきゃいけないことや、やってきたことがちぐはぐなので、あんまり実感することはない気がします。
たまに褒めていただけたりすると純粋に嬉しいんですけど、自分では納得できなかったりするので。もっとやれるようになりたいといつも感じています。
ただ、あまり満足することがないから、俳優のお仕事って面白いんだと思います。成長できたと思うことはあまりないですけど、いつも成長しようと思いながらやっていますね。
今後、舞台でやってみたいのは「古典的な作品」
――今後、舞台作品でやってみたい役柄や演目はありますか?
今までに、いろんな方がやってきた舞台をやりたいですね。
――例えば古典的なものとか?
そうですね。いわゆる古典的な作品にも興味があります。
――最近は少人数の作品が続いていますしね。
そうなんですよ。なので、またそういうものとも違った舞台がいいんじゃないかなと。でも、オリジナル作品みたいなものもやりたいです。どちらも面白いしやりがいがありますよね。
前回の『てにあまる』がオリジナルだったので、次はすごく伝統的な作品もやってみたいです。