愛加あゆインタビュー　ミュージカル「Now. Here. This.」「一緒に今を生きているということに全てが繋がる」

2020.11.18

INTERVIEW

――これから始まる稽古に期待することはありますか？

とにかく舞台自体が久しぶりなので、舞台が大好きという想いものせられたらいいなと思いますね。音楽が本当に良い曲ばかりなんですけど、ハモリもたくさんあるのでそこを、これから稽古していかなきゃなと思っています。

――今作は、11月から年末にかけて上演されますが、年の締めくくりにこの作品を届けることについてはどう感じていますか？

本当この一年、色々とありすぎてあっという間ですね。でも、今年最後にこういった素敵な作品に関わることができてよかったなと思います。あとは、久々に大阪、名古屋公演もあって、地方公演がすごく久しぶりなのでとても楽しみです。

――3月・4月の舞台も東京公演のみで中止になってしまったとのことですし、本当に久々の地方公演になるんですね。ちなみに、地域ごとにお客様の空気感や反応が違ったりすることもありますか？

やっぱり、地域ごとに少し違う感じがしますね。でも、そういったことを感じられるのもすごく楽しみです。

――では、ミュージカル「Now. Here. This.」の「Now」にかけて、愛加さんが今一番興味のあるものはなんですか？

じつは、最近すごく興味を持ってこれから始めようと思ってることがあって。去年カメラをゲットしたんですけど、難しくてほったらかしにしていたんです。でも、調べれば調べるほど奥が深いので、ちょっと極めたいなと最近思い始めていて。時間ができたら、講習にも行こうかと思ってます（笑）。

あとは、今年は全然行けなかったんですけど海がとても好きで、気分が落ちたときに海を見ると元気になるので、時間があれば行きたいですね。水ってすごく癒されるんです。それから、最近パーソナルジムにも通おうかと思ってます。やりたいことばっかりで全然実現していないんですけど（笑）。

――やりたいことはあるけど、時間が足りない感じですね。パーソナルジムですと、プログラムを組んでがっつりと取り組まれる感じですか？

そうですね。今までも普通のジムは行ってたんですけど、パーソナルはやったことがないので、今年中に実現できるように頑張ります（笑）。

――2020年にこの作品を届ける意味についてはどうお感じですか？

最後のセリフに全てが凝縮されてると思います。一観客として（台本を）読んでいたんですけど、最後に自分がそこに参加している気持ちになったというか。「一緒にいまを生きている」ということに全て繋がる気がして。皆さんいろいろな思いを抱えながらも、高いチケット代を払って劇場まで来てくださって。でも、それって舞台を観る時間を楽しむために来てくださる訳じゃないですか。だから、「一緒の時を生きている」って、改めてお客様と共有できる作品だと思いますし、今作はそれが全てなのかなと思います。

――最後に、今作に対する意気込みをお願いします。

私にとって、本当に久しぶりの舞台になるので、すごい熱量でお届けしたいです。皆様に心から楽しんでいただける作品を目指してこれからお稽古を頑張りますので、何度でも足を運んでいただけたら嬉しいです。